スイミーコミュニティのスイミーは、アメリカ・イタリアのイラストレーター・絵本作家であるレオ・レオニーが1963年に発表した「スイミー」からインスパイアされて命名しました。
なぜなら、絵本のスイミーが、私たちが目指す世界観やビジョンと合致していたからです。
まずは、絵本の「スイミー」をご紹介します。
大きな悲しみの中、彼は暗い海の底を泳ぎ続けます。とても不安で寂しく悲しい気持ちで。
でも、スイミーは広い海を泳ぎながら見たことのない景色や知らない珍しい生きものたちがいっぱいいることを知りました。
ある日、スイミーは自分とそっくりな赤い魚の仲間が岩かげに隠れているのを見つけました。
そして、「岩かげから出てきなよ!」と言いますが、小さな魚たちは大きな魚に食べられてしまうから怖くて出られないと言います。
スイミーは、こう言います。
「いつまでも、そこにじっとしているわけにはいかないよ。なんとか考えなくちゃ。」
スイミーは、考えに考え「みんなと一緒に集まって泳いで、大きな魚のふりをすれば大丈夫!」
といって自分が目となって泳ぎ出しました。
スイミーが教えたことは、けっして離ればなれにならないこと、持ち場を守ること・・・