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スイミーコミュニティに名前の由来|レオ・レオーニ展

こんにちは!スイミーコミュニティの間実夏(はざまみか)です。

先日、板橋区立美術館で開催されているレオ・レオーニ展にみんなで行ってきました!

だれも知らないレオ・レオーニ展

小学生の教科書にも載っている「スイミー」や、「フレデリック」などでも知られる、イラストレーターで絵本作家のレオ・レオーニ展が2020年10月24日〜2021年1月11日まで板橋区立美術館で開催されました。

レオ・レオーニ展では、作品やスケッチの他、彼の生い立ちや絵本誕生秘話、そして作品に込められた哲学やメッセージに触れる事ができました。

レオ・レオーニは、グラフィックデザイナーでありながらも、絵本作家としての芸術活動を通じて、人種差別や人権、政治的な問題に対して、平和や友情、自分らしくある事への大切さや、自身で考えて行動することに対する重要性などのメッセージが込められているんです。

スイミーコミュニティの名前の由来

レオ・レオーニの「スイミー」に込められたメッセージは、私たちが目指すコミュニティの形でもあります。

今の時代、豊かになりすぎたせいか、欲しいものは頑張ればいつか手に入ります。

でもそのほとんどが物質的なもの。

憧れの大きな家に住めたとしても、ブランド品が沢山買えたとしても、「何か満たされない・・・」そう思う人が多いのは、物質的な欲求で得られるのは、ほんの一瞬の幸福感だけだから。

数日経てば、手に入れたときの幸福感や満足感は無くなり、当たり前になる。

そしてまた満たされない感覚を埋めるために、物質的なモノで欲求を満たす・・・この繰り返し。

でも、人が本当の幸せを感じる事ができるのは、人と繋がる事。

そのためにはまず
自分の存在価値を認め
自分の使命や役割に気付き
自分らしく生きる事を受け入れる事。

その上で、
お互いに与えたり、与えられる人間関係を作る事ができて、

人と繋がる事
人の役に立つ事
人に感謝される事
人に愛される事

周囲と関わっていく事によっていつもの日常が、感謝や幸福を感じる事ができるようになったり、心が満たされる満足感を得ながら、外見やお金に捉われず、物欲で埋めなくても十分幸せに生きる事ができるようになるんです。

そこで大事になるのが、自分らしく生きるための「あり方」。

情報や知識は探したり勉強したら得られるけど、自分らしく幸せに生きるための「あり方」は、ネット検索や人に聞いても答えは見つけられない。

なぜなら、「あり方」は人との繋がりの中で見つけていくモノだからです。

自分らしさが何か分からず周りに流されるまま生きていたり
自分の意見や考えを出す事を恐れて1人では行動できなかったり。

でも生まれてきた私たちみんな、存在自体に必ず意味や価値があります。

自分が存在する意味や、自身の役割は何か、自分には何ができるのか。

まずはそこに気づいたり知る事から始まり、みんなと違ってもいいと自分を認め、他者と関わりながら、自分に与えられた使命や役割を果たすために生きる。

スイミーコミュニティでは、そんな自分「らしさ」を大切にしながら、みんなで成長し合っていけたら最高だよね!という思いが込められています。

「スイミー」の絵本も、読めば読むほど、人間の生きる本質をついたレオ・レオニーのメッセージが見えてくると思うので、ぜひ図書館や本屋さんで見つけたら、手にとって読んでみてくださいね!